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博多湾に浮かぶ「能古島」で美味しく育った「甘夏」を産地から直接お届け!

 博多湾に浮かぶ能古島(のこのしま)は、福岡市の姪浜から船で僅か10分ほどの周囲12キロ、人口約700人ほどの小さな島です。

 春には菜の花や桜、秋にはコスモスなどの花々を見に訪れるスポットとして、また年間を通してキャンプや釣りなどのアウトドアを楽しめる島として福岡市民に愛されてきました。

 そんな能古島の特産品として知られているのが明るい日差しと潮風を受けて育つ「温州」「いよかん」「ぽんかん」「日向夏」等の様々な「みかん」。中でも能古島産の「甘夏」は能古島だけでなく福岡を代表する果物として人気の果物です。

 長い冬が終わり、菜の花や春の花々を見に多くの観光客が訪れる春。能古島を歩いていると甘い香りを漂わせる白くて小さな甘夏の花に気付くかもしれません。

その花が散った後に生まれる小さな緑色の実。私たち柑橘農家はこの小さな実を約1年間かけて大切に大切に育てていきます。

 始めは小さかった甘夏の実は、玄界灘から吹く潮風と島の周囲を取り囲む海からの照り返しの明るい日差しを浴びながらゆっくりと育っていき、暑い夏が終わり、秋を迎える頃には大人の掌ほどの大きさまで育ち、雪がちらつき始める頃から徐々に黄色く色づきはじめます。

 他のほとんどの産地では冬の寒さや風で収穫量が減る事を避けるため、この頃(12月~1月)に収穫を行い、低温貯蔵庫で数ヶ月保存して実の中の酸味を飛ばした後に出荷します。

 しかし、この方法では数ヶ月間の保存中に酸味とともにどうしても実の中の「水分」も失われていってしまいます。

 そこで能古島では昔から樹の上で完熟する春までじっくりと育てる「樹成り完熟」と呼ばれる方法で甘夏の栽培を行っています。

 能古島産の「樹成り完熟甘夏」は、出荷の直前に収穫されすぐに出荷される為、単に甘いだけでなく、もぎたてのフレッシュな香りと実の中の一粒一粒までプリプリとした弾力と、その中に閉じ込められた果汁の旨みが特徴です。

 私たちが1年間愛情を込めて育てた能古島の甘夏をぜひ味わってみてください。

 能古島柑橘部会員一同

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